データポータル(Looker Studio)とは?できることと使い方の基本を初心者向けに解説

Web広告やGoogleアナリティクスのデータを、コピー&ペーストなしで見やすいダッシュボードにまとめたい——そんな悩みを解決してくれるのが、Googleが無料で提供するBIツール「データポータル(Looker Studio)」です。この記事では、初めて触る方に向けて、できることと使い方の基本ステップを解説します。

データポータル(Looker Studio)とは

データポータルは、Googleアナリティクス、Google広告、BigQuery、Googleスプレッドシートなど複数のデータソースを接続し、グラフや表としてまとめて共有できる無料のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。プログラミングやSQLの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの操作でレポート(ダッシュボード)を作成できます。

名称の変遷:データポータル・Looker Studio・Data Studioの関係

本ツールは元々「Google データポータル」(英語名:Google Data Studio)として登場し、2022年10月にGoogleのBI製品ブランド「Looker」に統合される形で英語名が「Looker Studio」に変更されました。さらに2026年4月には、Google Cloud公式ブログ「Data Studio returns as new home for Data Cloud assets」で、英語名が「Data Studio」へ再度変更されたことが発表されています。

ただし日本語表記は、株式会社DTSが「データスタジオ」という商標を保有している関係で、2022年の改名時から現在まで一貫して「データポータル」のまま使われています。そのため国内では「データポータル」と「Looker Studio」がほぼ同じ意味で検索・言及されている状態です。既存のレポートや使い方に変更はなく、名前が変わっただけと考えて問題ありません。

データポータルでできること

  • 複数データソースの統合: Googleアナリティクス(GA4)、Google広告、BigQuery、Googleスプレッドシートなど数百種類のコネクタからデータを取り込めます。
  • ノーコードでのグラフ作成: 表・棒グラフ・折れ線グラフ・地図など多彩なグラフを、ドラッグ&ドロップで配置できます。
  • データ更新の自動反映: データソース側の更新を反映し、手作業でのレポート更新作業を減らせます。
  • 共有・埋め込み・PDF出力: 社内外の関係者にリンクや埋め込みコード、PDFで簡単に共有できます。

料金:無料版とLooker Studio Proの違い

データポータル自体は無料で利用できます。レポート作成・データ接続・共有といった基本機能に費用はかかりません。企業利用向けには、チームでのアセット管理などを備えた有償版「Looker Studio Pro」も用意されていますが、個人や小規模チームであれば無料版だけで十分に活用できます。

レポート作成の基本ステップ

ステップ1: データソースを接続する

データポータルのホーム画面で「作成」→「データソース」を選び、GA4やGoogleスプレッドシートなど接続したいコネクタを選択します。

ステップ2: グラフや表を配置する

接続したデータソースを選んでレポートを新規作成すると、キャンバス上にグラフを自由に配置できます。ディメンション(軸となる項目)と指標(集計する数値)をドラッグ&ドロップで設定するだけでグラフが完成します。

ステップ3: フィルタと期間を設定する

期間設定コントロールやフィルタを追加すると、閲覧者が自分で期間や条件を切り替えて確認できるようになります。

ステップ4: 共有する

右上の「共有」から、個別のユーザーやGoogleグループを招待したり、リンクを発行したりして関係者に公開できます。

データポータルとLooker Studioは別のツールですか?

いいえ、同じツールです。英語名が2022年に「Looker Studio」、2026年4月に「Data Studio」へと変更されましたが、日本語表記は商標の都合で一貫して「データポータル」のままです。機能や使い方に違いはありません。

データポータルは無料で使えますか?

はい、レポート作成やデータ接続、共有といった基本機能は無料で利用できます。チーム向けの管理機能が必要な場合は有償の「Looker Studio Pro」を検討してください。

まとめ

データポータル(Looker Studio)は、無料でありながら多様なデータソースを統合し、ノーコードで見やすいレポートを作成できる強力なツールです。まずはGoogleスプレッドシートなど身近なデータソースを接続し、簡単な表やグラフを1つ作ってみるところから始めてみましょう。

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